皆様、こんにちは。早いもので、もう5月も半ばを過ぎました。最近は、気温の差が激しい日が続いたので体調を崩している方も多いようですが、いかがでしょうか?
さて、今日は、特にエステティシャンやセラピストとしてお仕事をされている方へ、毎日のお仕事に役に立つお知らせがあります。
| | 「エステティック・コーチング」の書籍ができました!! |
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この度、エステティシャンやセラピストのためのコーチングの本ができあがりました。
著者は精神科医の奥田弘美先生です。
(奥田先生のプロフィールはこちらをご覧ください。
http://medical-life.jugem.jp/ )
奥田先生が構築した、医療現場でのコミュニケーションを円滑にするための「メディカルサポートコーチング法」という医療コミュニケーション法をベースにして、エステティシャンやセラピストの方々に合わせた内容になっています。
エステティックサロンの現場でよくあるエステティシャンとクライアントのやりとりや、日常交わされる上司のエステティシャンと部下との会話など、具体的な例がたくさん取り上げられています。それぞれの場面に合わせて、コーチングのスキルを意識していない良くない対応例と、スキルを意識した良い例が比較して紹介してあり、奥田先生の解説もわかりやすいのでよく理解できます。
この本の詳しい内容と目次をご覧いただく場合は
こちらをクリック してください。
購入ご希望の方は、上記のアドレスをクリックし、「エステティックコーチング」の書籍の写真をクリックしてアマゾンからどうぞ。
この本は、国際健康美学会主催の「エステティックコーチ資格認定講座」のテキストとしても使われています。
| | より良いコミュニケーションのためのウォーミングアップ |
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前回は、「エステティックコーチ」資格認定講座の内容から、人の話をしっかりと「聴く」ためのスキルとして、「頷きと相づち、オウム返しのスキル」をご紹介しました。
講座の様子をご覧いただく場合は
こちらをクリック してください。
さて、今回は、人の話を聴く前に、より良いコミュニケーションをとるための準備としてお奨めしたい作業をご紹介します。
その作業とは、「マイ・コミュニケーション・ゴール」を導き出すということです。
言い換えると、自分の個性にぴったり合った、自分の目指すコミュニケーションのゴールを明確にするということです。
そのためにはまず、理想とするコミュニケーションのイメージを具体化し、理想のモデルを設定します。相手、つまりクライアントに心地良いと感じてもらえるようなコミュニケーションをとるというのは、エステティシャンやセラピストであれば誰でも考えるとは思いますが、皆様は日常生活の中で、「あの人のように、いつも優しい笑顔で相手に温かい言葉をかけられるようになりたい」とか、「テレビに出るこの人のように、明るくはきはきと自分の意見が言えるといいなあ」と、感じたり思ったりすることがあるのではないでしょうか?このような感じで、どんどんイメージしながら自分にぴったりくるコミュニケーションモデルを決めていきます。
モデルが決まったら、自分はその人と比べてどこが違うのかをチェックしていくことで現状を把握します。例えば、声の大きさやトーン・抑揚、話すスピード、表情やしぐさ、外観、話す姿勢や態度など、モデルと違う点は、その差を10点縮めるためにはどうすればよいかを考えます。例えば、話すスピードをゆっくりにしてみたり、服装を少し落ち着いた感じにしてみるなど、小さな行動でよいのです。このようにして、目標とするコミュニケーション・イメージと現在の自分との差を数値として認識し、自分の一番実行しやすい第一歩を決めることがゴールに近づくコツといえます。
いかがでしょうか?忙しい毎日を送る私達は、なかなか自分のことを振り返ってみたり、考えるという機会がないですよね。でもたまには、こんな時間も必要なのではないでしょうか?
さて、次回は、自分のコミュニケーション・モデルをみつけるために、まず自分のキャラクター(性格)を知ろうというテーマで、交流分析という心理療法に基づいて作られた「エゴグラム」についてご紹介したいと思います。
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