エステティシャンやセラピストの大半が、このようなコミュニケーション上の悩みをかかえています。
なぜ、現在、このように、美容・健康業界の中でコミュニケーション問題が重要視されるようになっているのでしょうか? それは一言で言うと、エステティシャンやセラピストが、ただ単なる美容家としてだけでなく、医療者としての役割と責任を担うようになってきたからなのです。
近年、エステティックサロンでは、従来行われていた美顔、脱毛といった美容施術だけではなく、アロマセラピー、健康痩身法、体質改善療法などに代表される本格的な健康療法が日常茶飯事に行われるようになりました。 その結果、サロンには、健康改善や症状緩和目的で訪れる人が急増しています。 ということは、エステティシャンやセラピストは、広い意味での医療者としての役割を果たすようになったといっても過言ではないのです。
そうであれば、クライアントの抱えている問題を正確に把握し、きちんとした説明と施術を行い、しっかりとした信頼関係を築き上げなければなりません。 だからこそ、現在、クライアントとのコミュニケーションに悩むエステティシャンやセラピストが急増しているのです。
この講座では、実際の医療現場で活用されているメディカルサポートコーチング法という医療コミュニケーション法を、エステティシャンやセラピスト向けにアレンジしたものを、レクチャーと実習でお伝えしていきたいと思います。
本講座を通じて、全てのエステティシャン、セラピストの皆様に、自分たちが医療者のひとりであることを自覚し、誇りを持っていただきたいと思っています。
監修 |
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精神科医 奥田 弘美 (おくだ ひろみ) |
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1992年 山口大学医学部卒。 |
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メディカル&ライフサポートコーチ研究会(http://www.medical-life.info)代表・東京メディカルケア八重洲クリニック勤務。 日本で初めて医療・健康分野へコーチングを応用し、診療や執筆・講演にて提案。 わかりやすく効果的なコーチングダイエット法、メンタルケア法、コミュニケーション法が好評を博している。 |
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著書に「これならできる!魔法のスリム習慣」(太陽出版)、「人間関係が楽になる 図解 心のコリをとる技術」「もうイヤな気持ちにふりまわされない」(ともに大和出版)、「ココロ・デトックス」(フォレスト出版)、「ココロ充電池」(サンクチュアリ出版)、「メディカルサポートコーチング入門」(日本医療情報センター)など多数。 |
国際健康美学士 エステティックコーチ認定講座カリキュラム
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基礎編 コーチングの3つのコアスキル
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Ⅰ.コミュニケーションの準備
・マイ・コミュニケーションゴール
・第1印象
・視線の効果的活用
・アイスブレイキング
Ⅱ.コミュニケーション基礎編
・コアスキル 「聴く」
・コアスキル 「質問する」
・コアスキル 「伝える」
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応用編 目標達成の為の3ステップ法
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Ⅲ.コミュニケーション応用編
・第1ステップ 「マイゴールを設定する」
・第2ステップ 「アクションプランをつくる」
・第3ステップ 「行動をサポートする」
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