梅の花も見頃を迎え、空気の暖かさを感じるたびに、春がそこまで近づいていることを実感しています。花粉症で悩まされたり、季節の変わり目で体調を崩しやすい時期ですが、こういう時こそ身体に良い食べ物をバランス良く摂り、美と健康を保ちたいものです。
今日は、そのために役立つ情報をお伝えします。
| | 「食生活と運動指導の基礎知識」をテーマに教育研修会を開催 |
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昨年の11月2日に鈴木志保子先生を講師に迎え、エステティシャンやセラピストの方々を対象にした教育研修会を開催しました。
テーマは、「食生活と運動指導の基礎知識」です。
サロンに来られるお客様には、肥満やダイエット、健康管理についてのお悩みをお持ちの方が結構いらっしゃいます。そこで、正しい知識を身に付けてお悩みの解決につなげられればという思いで企画しました。
先生は、体脂肪による体重の増減は1日だけで起こるものではなく、数日以上の日々のエネルギー出納が影響するので、身体を自己管理するためには、日々のエネルギーや栄養素の積み重ねで起こることを理解することが大切だとおっしゃいました。
つまり、無意識のうちにおきている、エネルギーバランスのブレに注意を向けることが重要だというのです。
例えば、1年間で1kg太ったとしたら?
体脂肪1kg 7,000kcal ÷ 365日 = 約20kcal /1日
(体脂肪1kg=7,000kcalとして考える)
つまり、使ったエネルギー量よりも食べて得たエネルギー量の方が、1日 20kcal多かったということになります。
ところで20kcalとは、いったいどのくらいの量なのでしょう?
例を挙げると、
チョコレート 1かけ(4g)
りんご 1/7個
みかん 1/2個
ショートケーキ 1口(5g)
6Pチーズ 1/4かけ
ビール 50cc
ワイン 25cc
牛乳 30cc
フライドポテト 1本
8枚切り食パン 1枚
それでは、20kcalを消化するとしたら?
おおまかにいうと、人が1時間普通に歩くとすると、自分の体重の2倍のエネルギーを消費するそうです。
体重が60kgの人の場合は、60×2=120kcal
1時間歩いて、120kcalを消費します。
ちょうど中くらいの大きさのりんご1個分のカロリーです。
1時間歩けば、季節によってはかなり汗もかきますよね。でも、消費するカロリーってこんなものなんです。意外と少ないと思いませんか?
具体的に言うと、これこそが先生のおっしゃるエネルギーのブレなのです。
実際に起きていることと自分が思っている感覚のブレに気づくことが、美と健康を維持するための第一歩だと理解しました。
当日の報告レポートは
こちらでご確認ください。
先生の講義の内容も抜粋して紹介しています。
| | 「エステティックコーチ認定講座」の通信講座がいよいよスタートします |
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スクーリング形式で開催しておりました当学会認定「エステティックコーチ認定講座」の通信講座が、いよいよこの春からスタートする予定です。
準備が整いましたら、改めて皆様にご案内します。ご期待ください。
講座にご興味のある方は
こちらをご覧下さい。
※ | 講座でテキストとして使用している書籍「エステティック・コーチング」は、下記のURLから購入できます。 興味のある方は、ぜひご注文ください。 |
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