当日は、栄養士の方だけでなく、コーチングに興味を持っていらっしゃる一般の方も参加され、終始、楽しい雰囲気の中で進行しました。
ICC認定国際コーチである講師の梅本和比己先生の誘導で、ご参加者全員が、自分が言われて嬉しいほめ言葉を発表しました。 「お互いをほめる」というワークのスタートです。 一人に対して、他の全員が、その人が言ってほしい言葉をかけるというものです。 「優しい人」と言われたい。 「努力家」だと言われたい。 「安心感がある」と言われたい。などなど・・・。 恥ずかしいけれど、言われると嬉しいというのが皆さんの感想でした。 なんだかくすぐったい感じ。だけど、やっぱり嬉しい。そして、元気になれる。 といった感じでしょうか。 だんだんと皆さんの表情がやわらかくなっていったのが印象的でした。 そして、会場が笑顔であふれ、温かい波動に包まれているような感じを受けました。 この様子を見ていて、ほめる=おだてるではなく、「ほめる」は相手を認める、肯定するということなのだと改めて感じました。 ほめられて良い気がしない人はいないと思います。相手をほめることを心がけると、相手もそうですが、自分も気持ちよく話すことができます。そのために、相手のことをよく観察し、言葉を考え、言い方やタイミングを考えながら、口に出して相手に伝える。これこそが、コミュニケーションの第一歩なのだと気づかされました。 人をほめることはコミュニケーションの基本だとわかっていながら、日常生活の中でなかなかそれをしないのはなぜでしょうか? それは、きっと人を見るときに、相手の悪いところをまず探してしまうクセがあるからなのだと思います。 本日のセミナーを通して学んだことは、コミュニケーションで大切なことはいかに相手のいいところを見つけるかを心がけ、それを習慣にするかということです。 まずはそこから始めてみることをお勧めします。
2012.1.21
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